畜産担い手育成総合整備事業
畜産経営の法人化及び協業化、後継者への経営継承等を契機として、担い手への土地利用集積の加速的推進による
規模拡大の実現や地域内の土地資源を新たに飼料基盤に活用することによる畜産主産地の形成の促進により、
担い手の育成を通じた望ましい畜産構造の確立と地域経済の活性化を図る事業です。
担い手に飼料生産基盤を集積し、大規模な担い手経営体を育成するために必要な
飼料生産基盤整備を行うことを目的とした事業です。
飼料生産基盤の整備と農業用施設の整備を一体的に行うことにより、担い手を主体
とした畜産主産地の形成、再整備等を図ることを目的とした事業です。
水田地帯等における新たな畜産の担い手の育成と農地の
有効利用を図るため、耕種農家等が円滑な畜産を導入できるよう
飼料生産基盤等の整備を行うことを目的とした事業です。
補助の採択要件
要件 | ||||
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区分 | 担い手支援型 | 完了後の 受益面積 30ha以上 (15ha) |
・担い手への土地利用集積の増加率が飼養頭数の増加率を上回ること ・完了時に担い手の占める受益面積シェア―を一定以上増加させること |
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再編整備型 | ・現況の飼養頭数 成牛400(200)頭以上 ・完了後に飼養頭数 成牛600(300)頭以上 ・完了後に担い手に係る畜産物生産2分の1以上 |
事業参加者 10人以上 (5人) |
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水田地帯等 担い手育成型 | ・完了後に大家畜産担い手が事業参加者の50%以上 ・完了後に飼養頭数100(50)頭以上増加 ・新規参入者が最低1名参加 |
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事業参加者 | 農業環境規範の実践 | |||
施設整備 の場合 | ・飼料自給率が市町村酪肉計画の現状を上回ること ・飼料自給率が現況より10%以上向上 ・施設整備規模が飼料頭数の増加に見合うこと |
注 ( )内は、中山間地域です。
補助の対象施設
施設名 | 事業区分 | 施設名 | 補助率 |
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基本施設 | 担い手支援型 | 草地造成・整備、道路、用排水路等 | 国 50%以内 |
再編整備型 | 草地造成・整備、施設用地造成、道路、用排水施設 防災施設、特認施設等 | ||
水田地帯等 担い手育成型 | 草地造成・整備、施設用地造成、道路、用排水施設 防災施設、特認施設等 | ||
農業用施設 | 畜舎、堆肥処理施設、看視舎、格納庫、飼料貯蔵 施設、搾乳施設 | ||
農機具等導入 |
畜産担い手育成総合整備事業により実施した施設等
畜産農家入植型畜産団地
成雌牛舎 | 鉄骨造 | 488u×4 |
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分娩・育成牛舎 | 鉄骨造 | 566u×4 |
飼料庫・堆肥舎 | 鉄骨造 | 316u×4 |
畜産担い手育成総合整備事業により実施した飼料畑造成